目次
はじめに
おすすめ装備として燼滅刃装備を記事として挙げていましたが、単に、おっさんが「斬れ味+2」に惹かれて、燼滅刃!燼滅刃!と言っていることが分かりました。
そこで、おっさんの独断と偏見と先入観と好みで、燼滅刃を整理してみたいと思います。
凄いと思った「斬れ味+2」は、凄いけど凄くない
「斬れ味+2」と言えば、随分重たいスキルです。
それだけに、武器のポテンシャルをフルに引き出すスキルとなっており、十分に凄いと思わせるのですが、何を以って凄いのかを理解する必要があります。
ズバリ、物理、属性、共に斬れ味補正で強化することができる!
だと思います。
斬れ味の効果として、斬れ味白なら、物理的には、表示されている攻撃力の1.32倍となり、属性的には1.125倍と言われています。
が、これらは、表示されている値から算出された倍率であり、実際は、その武器が持つ斬れ味の色からの倍率になります。
つまり元の斬れ味が青であれば、斬れ味補正上昇分を算出する基準は、物理なら1.2倍した値、属性なら1.0625倍した値、となります。
この基準を元に、斬れ味白の倍率は、物理が1.1倍、属性が1.058倍(表示属性値が15から効果あり)となります。
斬れ味青との差は、この程度しか在りません。
参考に、黒炎王と比較してみます。
黒炎王の魂スキルには、攻撃力UP大(+20)が含まれています。
斬れ味が青の時、この攻撃力UP大に斬れ味補正が掛かることになり、実際には
攻撃力UP大(+20)x1.2=24
になります。
斬れ味白が、青よりも攻撃力を上げるには、この24を超えう必要があります。
つまり、青から白へ斬れ味が上昇した時の差分が25以上必要となります。
なれば、その閾となる表示攻撃力は
表示攻撃力x1.32-表示攻撃力x1.2=25
表示攻撃力x(1.32-1.2)=25
表示攻撃力x0.12=25
表示攻撃力=208.3333(小数点以下切り捨て)
そして、ここから爪と護符分を差し引いた値は
208-15=193
<検算>
表示攻撃力が193の時、爪と護符を加味した攻撃力208で
黒炎王:斬れ味青で(193+15+20)x1.2=273
燼滅刃:斬れ味白で(193+15)x1.32=274
表示攻撃力が194の時、爪と護符を加味した攻撃力209で
黒炎王:斬れ味青で(194+15+20)x1.2=274.8
燼滅刃:斬れ味白で(194+15)x1.32=275.88
表示攻撃力が195の時、爪と護符を加味した攻撃力210で
黒炎王:斬れ味青で(195+15+20)x1.2=276
燼滅刃:斬れ味白で(195+15)x1.32=277.2
どうやら合っていそうです。
なお、斬れ味青→白の時の上昇倍率は1.1倍なので、この閾値193を境にして、差はどんどん開くことになります。
なので、表示されてる攻撃力が193(爪と護符が無い場合は208)以上なら、物理ダメージで燼滅刃が(ほとんど誤差だけど)有利になります。
誤差ではTA等の結果に表れないので、そこら辺をはっきりさせるためには
(あくまで一例です)
因みに、ダメージ計算式の減衰分である「モーション値x肉質」が10%の場合、算出された攻撃力の一桁の値は切り捨てられると考えると、最低でも十の位の数字に差異が出て欲しい、と思ったとします。
減衰する前の攻撃力の10の位に差異が出るのは、以下の時です。
表示攻撃力が205の時、爪と護符を加味した攻撃力220で
黒炎王:斬れ味青で(205+15+20)x1.2=288
燼滅刃:斬れ味白で(205+15)x1.32=290.4
そして、ここでまた追いつかれます
表示攻撃力が207の時、爪と護符を加味した攻撃力222で
黒炎王:斬れ味青で(207+15+20)x1.2=290.4
燼滅刃:斬れ味白で(207+15)x1.32=293.04
そして、また離します
表示攻撃力が213の時、爪と護符を加味した攻撃力228で
黒炎王:斬れ味青で(213+15+20)x1.2=297.6
燼滅刃:斬れ味白で(213+15)x1.32=300.96
そして、ここでまた追いつかれます
表示攻撃力が215の時、爪と護符を加味した攻撃力230で
黒炎王:斬れ味青で(215+15+20)x1.2=300
燼滅刃:斬れ味白で(215+15)x1.32=303.6
そして、また離します
表示攻撃力が220の時、爪と護符を加味した攻撃力235で
黒炎王:斬れ味青で(220+15+20)x1.2=306
燼滅刃:斬れ味白で(220+15)x1.32=310.2
も、もういい?
てか、誰だ!こんな絶妙な調整した奴は!(流石です)
ですので、最低限、表示攻撃力205以上の武器が対象です。火力重視で行けば、表示攻撃力が204以下の武器は、黒炎王には及びません。(防御力については追記に書きました)
属性値も忘れずに
倍率は低いのですが、そもそも属性ダメージの計算式の減衰分は、モンスターの属性耐性値のみに依ります。
属性値自体が既にモーション値で減衰させられたかのように低いのですが、計算式上その分、通りやすくなっているためか、斬れ味の補正も極僅かです。
しかし、ダメージを1上昇させようとした時の物理ダメージの大変さに比べると、属性ダメージは通りやすい方と言えるでしょう。
因みに、斬れ味青から白へ上昇した場合の倍率は、1.058倍となり、実質表示属性値が15から斬れ味補正の効果が出てきます。
黒炎王との比較の際、攻撃力UP大のように値を補正するスキルは無いので、斬れ味が青から白へ上昇した場合、常に1.058倍の差がつきます。
じゃあ、燼滅刃をおすすめするのはどんなものなの?
机上の空論であることを前提に、敢えて言わせてもらうならば、
素で斬れ味が青ならば、
属性メインの武器で!
斬れ味+2は確かに美味しいスキルです。
1.32倍という数字に魅了されてしまっても全然おかしくありませんし、現に、物理ダメージでも表示攻撃力205という閾値を越えれば、燼滅刃が物理火力でも上回ることが分かりました。
が、トータルで見るならば、つまり、単位時間の火力を考えるならば、被弾は勿論、拘束すら火力を下げる要因となります。
その点、黒炎王は、高級耳栓、風圧大無効という拘束を無効にするスキルがある上に、弱点特効という、限定的ではありますが、会心率を50%上昇させるスキルもあります。
斬れ味+2の倍率も、青から白では1.1倍です。
物理メインでは、どうも分が悪いようにしか思えません。(机上の空論です)
しかし、これに属性が関わってくると、無条件に1.058倍のアドバンテージがつきます。
それどころか、ダメージ算出は、(物理ダメージ+属性ダメージ)で一旦小数点以下を切り捨てるのでは無いかと言われています。
であるならば、
物理のみで考えた時に、黒炎王を上回るために表示攻撃力が205以上、と書きましたが、属性ダメージが加わるなら、閾値が、属性値の1.058倍分下がると思います。
(攻撃力と属性値は並べて比較ができないものなので、ここまでくると実際の属性値を元にダメージ計算して比較するしか無いと思います)
そんなわけで、色々と数字を弄っていて、思ったところを書いてみました。
正に、机上の空論です、はい。
おっさんからの一言
なんじゃかんじゃとごちゃごちゃ言ってますが
楽しけりゃ、いいじゃん!
です、はい。
と言っても、楽しけりゃ何やってもいい、では決してありません。
楽しむためには、少々気を遣うこともあるでしょう。
常識と言っても、それぞれなので、一概には言えませんがね。
最後に、この記事は、全く検証してません。
燼滅刃に属性強化とか、どこまで出来るかも、全く考えていません。
ただ、黒炎王が強過ぎて、燼滅刃の使い所を探しつつ、数字を弄っていて思ったことを書いてみました。
そして思いました、やっぱ黒炎王は強い。
以上です。
追記:防御力について
最終強化すると防御力は以下の通りになります。
黒炎王:620
燼滅刃:630
各部位毎に燼滅刃が+2となっており、防御力について燼滅刃が有利です。
そして燼滅刃には「精霊の加護」スキルが発動していますので、25%の確率でダメージを30%減らしてくれます。
被弾することは避けるべきですが、生存能力は高くなります。
そこで、他のスキルを発動しようとした時にはどうなるかをみたいと思います。
一式以外の装備で「○○の魂」を発動させようとすると、以下のようになるのでは無いかと思います。
1.お守り(超神おまを含む)でスキルを追加
2.お守り+頭を「ヘルム」→「キャップ」に変更+胴体をスキルを発動できるくらいの値を持ったもの、または装飾品が追加できる空きスロットがあるものに変更
そう考えると、胴体は、黒炎王にせよ、燼滅刃にせよ、同じになりそうです。
例えば、空きスロット3の胴の防具はサザミRメイルで防御力は108です。
このことから、防御力の差分は、頭、腕、腰、脚の差を合算したもの、となり、
その差は8です。
ただし!
属性耐性値によって、選ぶ黒炎王と燼滅刃で変わることも考えられます。
もしかしたら、防御力より属性耐性値を優先して防具を変えるかもしれません。
その際には、防御力は変わってくると思います。
おっさんも、属性耐性値が余りに酷い場合は、防御力を犠牲にして、属性耐性値を上げる構成にすることもあります。
ここら辺は、スキルシミュなどを参考に選んでください。
追記は以上です。
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